【逆転中】自分を変えていこうとする話。1

1年ちょっと前、暑くなり始めた初夏のころ。

当時のパートナーとお別れをした。

 

人生で初めてできたパートナーだった。

 

相手は同じ会社の人で、

お付き合いの期間はおよそ1年3か月くらい。

お付き合いしていること、

会社の誰にもその事実を伝えていなかった。

 

お付き合いしていた頃も、

別れて落ち着くまでの間も、

とてもめまぐるしかった。

 

渦中にいたころは、しんどかった。

つらかった。

体にも心にも限界がきた。

正直、あんな思いは二度としたくない。

一生一人でもいいとさえ考えたこともある。

 

いや、過去形じゃない。

いまもしんどい。

普通につらいし、それに囚われていることこそ

やるせない。

なんでどうでもいいや、過ぎたことだって

ふっきれないのかって自分に怒っていいる。

自分の人生なのに、なんで相手への

色々な考えに思考が持っていかれてるんだろう?

目下の悩み。

 

今も同じ会社にいるけれど、

関係性は付き合う前のようには戻らないし、(これは意思)

向こうも戻すつもりはないと思う。(※これは主観)

 

ありがたくも周囲の人間関係に恵まれることが多くて

礼儀・マナーや一般常識、倫理観を持つ人に囲まれていたので

別れに際してのもろもろの行き違いや関係のこじれが

だいぶ自分にとって、ダメージが大きかった。

基本、周囲とはうまく折り合いをつけていけると信じていた。

距離感を誤ったと思った。

 

相手は新しいパートナーとお付き合いを続けていて

(新しいパートナーも同じ会社なので)

その様子も、目にしたり聞いたりすることが多い。

自分の時と比較すると、圧倒的に今の方が良いようだ。

周囲からの話を聞いていて自分の目で見て、

素直にそう思う。

 

そのたびに「ああしんどい」という感情になる。

我ながらよく今もここにいる。

 

基本的には陽気なキャラクターだけど、

あんまり周囲に自分のことを開示することはない。

 

ので、お別れをしてから初めて

周囲に付き合っていた事実を伝えたら

とても驚かれた。

そして、とても励ましていただいた。

同僚、先輩、後輩、上司も。

やさしい言葉、厳しい言葉、色々かけてもらって、

そのすべてに、本当に、救われた。

 

それまでも感謝していなかったわけではない。

だけれど、恥ずかしい話、

周囲の人々のありがたさが身に沁みて理解できた。

一周回って、そこを感じ取ることができて、

真に感謝の思いを持つことができるようになったことが

一番の財産。

 

で、その時に自分を見直してみた。

 

何にも努力していなかった。

魅力的には、到底思えなかった。

自分が何者かわからなかった。

 

不快に思われない程度ではあったかもしれないけど、

自信のある姿ではなかった。

自分に対して、信頼が全くなくなっていた。

どちらかというとプライドだけでその場に立っていた。

 

何とかして見返したいと思った。

悔しがられたいと思った。

悲しい姿で、面持ちで、いたくなかった。

 

この1年かけて、少しずつ変わってきた。

でも、ゴールしたという実感はない。

一生かけて続くと思っている。

 

同じ思いをしている人がいたら

つらいよね、しんどいよね、って分かち合いたい。

もう1年経っていて、心境はだいぶ変わったけど

抱え続けているこのしんどさを、

昇華したい。とても。

 

でもどうしたらいいかわからないひと。

途方にくれているひと。

大丈夫。

 

今に至るまでいろいろやってきたことを

お伝えしていきたい。

少しでもこの投稿シリーズが

参考になったら。